2016年5月29日日曜日

Operator ⑦[Live ver 9.6.1]


について
ディスプレイ右のスイッチで、編集する倍音を16、32、64倍音の間で切り替えることができます。[Repeat]セレクターの設定に従って、描画した部分を徐々にフェードアウトしながら繰り返すことで、高倍音を生成することができます。[Repeat]の値が低いとサウンドが明るくなり、値が高いとハイエンドのロールオフが生じ、基音がより目立ちます。[Repeat]がオフの場合、16、32、64番目の倍音を上回る部分音は切り捨てられます。(byマニュアル)
下線部分について。A3単音弾きで、編集する倍音=64。で Repeatがオフのとき


編集する倍音=32。で Repeatがオフのとき


編集する倍音=16。で Repeatがオフのとき

ばっさりカットされていくのがわかる。




2016年5月28日土曜日

Operator ⑥[Live ver 9.6.1]


OSC<Vel
オシレーターの周波数をベロシティによって上下させる。
Qがオンの場合、変化は整数次倍音に制限され、オフの場合、その制限がなくなる。


ベロシティ値10から10刻みで110までの、12個のA3のmidiノートを並べて
「OSC<Velが100、Qがオン」の状態で再生して、周波数の変化をみる↓

一番はじめのノートのベロシティは10だけど、いきなり880hzを記録し、その後も最後の110を除いては周波数が高くなっていく。

同じく「OSC<Velが10、Qがオン」の状態で再生して、周波数の変化をみる↓

ベロシティ40のときに、周波数が変化するが、それ以降は変化がない。

同じく「OSC<Velが10、Qがオフ」の状態で再生して、周波数の変化をみる↓


で、いつ使う機能なのか。
この機能は、各ノートのベロシティが細かく調節されているシーケンスサウンドを使って作業する際、とても便利です。
マニュアルによると、そうらしいです。そして、さすがにこのサイズのgifアニメは重い。

2016年5月26日木曜日

Operator ⑤[Live ver 9.6.1]

今更、ADSRをもちだす。


ADSRは、Attack、Decay、Sustain、Release。
エンベロープ・ジェネレーターでコントロールする。

VCA(音量の制御)において

Attack…鍵盤を押してから、最大音量に到達するまでの時間。
Decay…最大音量に達してから、Sustainレベルに移るまでの時間。
Sustain…Decayの時間が終了後も、鍵盤を押し続ける間はキープする音量レベル。
Release…鍵盤を離してから、音が消えるまでの時間。

Operatorには、その他に
initial…初期値 peak…最大音量
があり、

Attack…鍵盤を押してから、initial値からpeak値に到達するまでの時間。
Decay…peak値に達してから、Sustainレベルに移るまでの時間。
Sustain…Decayの時間が終了後も、鍵盤を押し続ける間はキープする音量レベル。
Release…鍵盤を離してから、音が消えるまでの時間。

ということになる。

2016年5月25日水曜日

Operator ④[Live ver 9.6.1]

右クリックメニューで出来ること。

倍音エディターで、描画を偶数倍音または奇数倍音に限定できる。

ノーマライズ
オンの場合、倍音を追加して描画する際、オシレーターの全体的な出力レベルが維持されます。オフの場合、倍音が追加されるとその分レベルが上がります。[Normalize]をオフにすると、音量が極端に大きくなりますのでご注意ください。(byマニュアル)
▼OFF


▼ON

OFFより出力が抑えられている。

オシレーター設定の流用

2016年5月23日月曜日

Operator ③[Live ver 9.6.1]

Operatorのデフォルト設定では、ベロシティに合わせて音量が変化しない。

Vel (Osc Output Level<Velocity) — オシレーターレベルのノートベロシティに対する依存度を決定します。変調するオシレーターにこれを適用すると、ベロシティに依存するティンバー(音色)が生まれます
 ちなみにマイナスにも振れて、ベロシティが大きいほど音量が小さく、ということもできる。使いどきが分からないけど。ちなみに、その下の key は
Key (Osc Output Level<Key) — オシレーターレベルのノートピッチに対する依存度を決定します。この機能のセンターポイントはC3です。
これが、インフォビューに表示されるLiveは親切です。

Operator ②[Live ver 9.6.1]

Operator で選べる波形。

いっぱいだなー。
オシレーターには、サイン波・ノコギリ波・矩形波・三角波・ノイズの5種類の基本波形が内蔵されています。波形は、各オシレーターディスプレイの[Wave]セレクターから選択します。まず始めにセレクターに並んでいるのは、純粋で精密なサイン波で、多くのFM音色に対し、まず第一に選択されることの多い波形です。これに加え、レトロなサウンドを生むことでコモドール64ファンに絶大な人気を誇る[Sine 4 Bit]と[Sine 8 Bit]デジタルベースサウンドに効果的なデジタル波形[Saw D]と[Square D]も追加されました。矩形波・三角波・ノコギリ波は、それぞれの理想形の近似値を再合成したものです。表示名称についている数字([Square 6]の6など)は、再合成に使用される倍音の数を示しています。数字が小ければ小さいほどサウンドはメロウになり、高いピッチで使用してもエイリアシングを発生することがあまりありません。加えて、2つのノイズ波形が内蔵されています。1つは[Noise Looped]で、ノイズのループ・サンプルです。ランダムなノイズが必要な場合は、[Noise White]を選択します。by マニュアル
マニュアルさまさま。

◆MIDI鍵盤のA3(440Hz)単音を押さえたときのそれぞれのアナライズ


↑Sine4


↑Sine8


↑Saw3


↑SawD


↑Square6


↑SquareD



2016年5月22日日曜日

Operator ①[Live ver 9.6.1]

Operatorは、「周波数変調」(FM)と典型的な減算および加算合成の概念を組み合わせた、フレキシブルで高性能なシンセサイザーです。4つのマルチ波形オシレーターを使用して各周波数をモジュレートすることができ、複雑な音色を作り出すことができます。by マニュアル。
Operatorの初期状態。


オシレーターが4つ。ABCDがすべて点灯しているけど、A以外はLevelが -inf 。デフォの波形は正弦波。
Coarse…周波数の粗調整(0.5-48) 入力された数字の倍音を出力する。
Fine …周波数の微調整(0-1000) 1000で1オクターブ。
Fixed をオンにすると Coarse と Fine が Freq と Multi に切り替わる。

オシレーターの周波数が[Freq]と[Multi]パラメーターで指定されるレートに固定され、入力されるMIDIノートに応答して変更しません。by マニュアル
つまり、MIDI鍵盤のどこを押しても同じ音がでる。

緑枠…Operatorのオシレーターには、その信号を直接出力か、他のオシレーターのモジュレーションか、の役回りを与えられる。そのパターンを下の11コから選択できる。デフォでは、Aのみ出力で、DCBはモジュレーションソースの役割になる。


上から下に流れるので底にあるものが、直接出力される。一番右はすべてのオシレーターが出力されることになる。



2016年5月21日土曜日

シンセサイザー音作り ためになる動画

シンセサイザーは、パラメータを動かして、思いがけない音色を作る作業自体にも楽しさはあると思われ。だけど、パラメータを理解して、思い通りの音色づくりができて味わえる「シンセサイザー弄ってる高揚感」があるとまた楽しい。
そのためには勉強が必要ですが、わたしに語る力はありゃしやせんので、どうするか。

作曲家の三輪 学 さんの「Logic Pro Xで学ぶシンセ音作り講座」で複数回にわけての、とても丁寧な解説動画。を見れば解決。


Logic X で学ぶとありますが、講座内容の汎用性が高いので、Logic を持っていなくても問題なし。(Logic付属音源となった Alchemy をいちはやく 2時間(!?)にも渡って解説する 13. 特別編: Alchemyを斬る! も大変オススメ)

2016年5月20日金曜日

ample guitar④ Settings Panel と にらめっこ2

カタチから入ル者であれば、こういう環境設定的なものはスルーするに限ると思う。なので、今回はスルーが多い。それでも、分かった気になって書いていきます。


※赤囲みのところです。

Layer Threshold :いきなり分からん。

Bender Range :ピッチベンドを動かしたとき、何音分上下させるか。

Poly Bender :開放弦と複数ノートのピッチベンドをアリにするか。
補足:複数のノートのピッチベンドについての挙動
下のように、若干ずらして鍵盤を弾いた後、ピッチベンドを動かした際に、OFFの場合、最初に鳴らしたノートのみピッチベンドが効く。ONの場合、両方の音にピッチベンドが有効になる。



Auto mod :これもONとOFFに挙動の違いが…わからに。
Cycle Mode :なんだこれ…

MIDI Guitar :入力機器としてMIDIギターを接続する際の設定。

分からないところは、マニュアルを先に進めればわかるかもしれない…

2016年5月19日木曜日

地味めなお役立ちキー[Live ver 9.6.1]

⌘キーの目立たないファンクション。


ブラウザから複数のサンプルを選択して、⌘キーを押しながらドラッグ&ドロップすると、新規トラックが作成されて取り込まれる。

ample guitar③ Settings Panel と にらめっこ



カタチから入ル者であれば、こういう環境設定的なものはスルーするに限ると思うが、上から順に分かった(気になった)範囲で書いていきます。

Presets :You can save your current parameters setting as local file for later use with other projects or DAWs.(マニュアルより。以下略)
現在のパラメーターをローカルファイルとして保存できる。さすれば、後で他のプロジェクトやDAWで流用できるぞよ。

Instrument Path :You can move sample library folder indicated by original path to anywhere you want, and set path to new location.
サンプルの場所、移したらちゃんとファイルパス通せよ。ってことだよ。

Master Tune :Default tune is in 440Hz. You can set tune to any non-standard between 430 and 450Hz.
下手に弄るな。と書いてある。

MIDI Out :Toggle on MIDI Out, add a MIDI track in project and set the input to MIDI Out of Ample Guitar. Then any note being played will be converted to MIDI, including those by strum and tab.
前の記事を参照→AG研究(1)

Max Voices :最大同時発音数
Memory :使用中のメモリ
velocity Sens :ベロシティへの感度。高く設定すると、ベロシティの値が低いときは、音量も小さくなる。

続く(にらめっこ2 )

2016年5月18日水曜日

ample guitar②コード弾きのMIDIノートを書き出す。




Settings に MIDI Out の ON/OFF 切り替えがある。

マニュアルには
Toggle on MIDI Out, add a MIDI track in project and set the input to MIDI Out of Ample Guitar. Then any note being played will be converted to MIDI, including those by strum and tab. 
MIDI Outの設定をONにして、プロジェクトにMIDIトラックを追加して、Ample GuitarのMIDIアウトをそのトラックの入力に設定する。そしたら、演奏されたノートは、ストラムでもタブでもMIDIにコンバートされるぞい
と、多分、書いてある。「ストラムでもタブでも」ってそのままだけど。

Ample Guitarの Strum Mode では、コードと奏法を指定することでギターを奏でることができるが、要はこれはMIDIノートとして書き出すためのスイッチ(と思う)。この設定をONにして



新規MIDIトラックのMIDI Fromを 「AGM2(Ample Guitar)」「AGM2」に設定し、アームボタンをオンにする。

13 AGM のクリップの中身は


となっているが、さらにクリップ録音ボタンをオンにすると…



と、いった感じでMIDIノートが書き出される。OFFの場合は同じ挙動にならなかったので、多分そういう理解でいいんだろう。

2016年5月17日火曜日

ample guitar ①

ギターのことを全然知らないのにギター音源を買う。



カタチから入ル者の朝は、マニュアルを読むことからはじまります。
(マニュアルはhttp://www.amplesound.net/en/index.asp のSupportタブ)
しかし、英語力がないので挫折する日は近い。

ちなみに、クリプトンから買えば、製品共通日本語ガイドがダウンロードできる。
http://sonicwire.com/support/dev/vi?id=137819&kbn=2


2016年5月15日日曜日

アルペジエーター適用後のMIDIノートを書き出す[Live ver 9.6.1]



トラック「key」にはmidiエフェクトのArpeggiatorが差してある。
クリップ「12 Key」には C7ベタ弾きが記録されている。
空のMIDIトラック(上図のarp)を新規にたちあげ、MIDI From をKey , Post FXを選択する。(赤囲み部分)

12 Keyのクリップ再生ボタンを点灯させたまま、arpのクリップ録音を開始すると、アルペジエーター適用後のMIDIノートが書き出される。

2016年5月13日金曜日

オートメーションの削除[Live ver 9.6.1]

⌘+Deleteで、選択範囲内のオートメーションのみ削除できる。
※Deleteだけの場合、クリップごと削除される。

↓のアニメーションGIFは

・先頭のブレークポイントを残して削除した場合
・ブレークポイントをすべて選択して削除した場合
・オートメーションをなかったことしたい場合(パラメータを右クリックしてコンテクストメニューから削除できる。)

の3つの操作の挙動です。



2016年5月12日木曜日

リアルタイムで、オートメーションを記録するときの挙動[Live ver 9.6.1]

リアルタイムで、オートメーションだけを書き加えたい場合、「MIDIアレンジメントオーバーダブ」と「オートメーションアーム」をオンにして、録音を開始すればよい。


・クリップが消えていくように見えて、一瞬慌てる。
・(なぜか)クリップ名が変わる。
・停止した時点までクリップに置き換わる。※パンチアウトスイッチをオンにすれば、防げる。

2016年5月11日水曜日

アレンジメントビューのクリップをセッションビューにコピペ時の挙動[Live ver 9.6.1]

アレンジメントビューからクリップをまとめてコピーして、セッションビューにペーストすると、クリップはシーンごとにペーストされる。




1つのシーンにペーストしたい場合は、クリップを結合する(⌘+J)。

2016年5月10日火曜日

ピアノロールのグリッドを変更するショートカット[Live ver 9.6.1]

ピアノロールのグリッドは、⌘+1で狭く、⌘+2で広く、⌘+3で三連符のグリッドに変えられる。でも、意外と右クリックのコンテクストメニューから変えてしまう。

2016年5月8日日曜日

エンベロープの編集②[Live ver 9.6.1]

エンベロープの編集でブレークポイントを垂直方向のみに動かす。

⌘キーを押しながら、ドラッグする。でも、このやり方は、本来、ちょっとずつ数値を変化させるために使うものっぽい。


※⌘キーを押しながら、マウスをドラッグしています。

2016年5月7日土曜日

エンベロープの編集①[Live ver 9.6.1]

エンベロープを編集中…なんか編集作法(?)がしっくりこない。

例えば、今、選択されて青くなっているラインをもう少し右にずらしたい。
そのまま右にドラッグすればよいかと推定したけど、何も動かせない。

それで、色々試してみるのだけど、このやり方が一番ラクだった。